Chapter2 リトアニア・ヴィリニュス
ヴィリニュス到着
ヴィリニュス空港のターミナルは、空港というよりも駅のような雰囲気。到着ロビーから電車に乗り継ぐために外に出るが、ターミナルビルがまるでヴィリニュス中央駅のようだ。うっすら晴れていて涼しいという最高の気候の中、空港駅まで歩く。小さな駅にはすでに旅行客が電車を待っているが、1時間に一本あるかないかとのことなので結構少ないのね。ちょうど15分後くらいに来るのでタイミングはよかった。しばらくして電車が到着。2両編成の赤いかわいい電車だが、ホームとの高低差がかなりありステップが出てくる。
ホテルを出て旧市街に向けて歩いていくと、なにやら駅舎のような建物がありこれがハレス市場。市場となると入ってみないとね。中に入るとそこは肉や野菜などの売り場が整然とならんだきれいな市場。どこからか、いい匂いも感じることができる。入り口近くにいい感じのパン屋さんがあり、ここで見かけたのがキビナイ。いわゆるミートパイだが、試しに一つ食べてみよう。6種類くらいあるが、何が入っているのか・・聞いてみると、チキンやポーク、ラム、ホウレンソウやトマトなどがあり、ラムだと危ないところでした。無難なところでチキンにしましょうか(1.5)。チキンのひき肉が入ったパイのようで、素朴な味わいがおいしい。まずは小腹を満たしたころで、市場内を散策。この時期はイチゴやブルーベリー、チェリーなどがたっぷりと並んでいてきれいだな。自家製ピクルスなどもあり、楽しかったです。
ヴィリニュス旧市街を散策
市場を出てしばらく歩くと、夜明けの門に到着。ここは旧市街の入り口となる門の一つで、16世紀初頭に作られたとのこと。門の上には礼拝堂が立てられており、帰り道にはちょうどお祈りしている人が見えました。門をくぐり、旧市街へ入ると目の前には中世ヨーロッパの雰囲気を持つ街並みが続いている。いい感じだなあ。
先へ進むと、聖三位一体教会の門の向かいにそびているのが聖カジミエル教会、ここはリトアニアの守護聖人を祀っているとのこと。正面から見るとサーモンピンクの壁が印象的だが、少し離れてみると最も高い塔の屋根が王冠をかぶったようになっているのが印象的。ソ連時代には博物館になったこともあったらしい。
市庁舎前広場を抜け、どんどん歩こう。このあたりからは道沿いのお店も増えてくる。聖ニコラス正教会や聖殉教者教会、そしてビリニュス大学を超えて到着したのが今日の昼ごはん場所、フォルト・ドゥヴァラス。リトアニア郷土料理のお店だ。テラス席につき、リトアニアの郷土料理としてガイドブックで紹介されていた料理を頼んでみる。
リトアニアの初ごはん
市庁舎前広場に到着。ここにあるのは実際には旧市庁舎で、18世紀の建物。現在はコンサートや展覧会などが行われているらしい。その前の広場はヴィリニュス旧市街のちょうど中心にある場所だ。このあたりからは道沿いのお店も増えてくる。聖ヨハネ教会やビリニュス大学を超えて到着したのが今日の昼ごはん場所、フォルト・ドゥヴァラス。
ここはリトアニア料理のお店なので、まずはリトアニアビールで乾杯、ほろ苦くておいしいビールだ。さて、最初に来たのはビーツの冷製スープ。
なかなか毒々しいピンク色だが、これはビーツの自然な色。味としては少し酸味があってさわやか、細かく刻まれたビーツやキュウリがおいしい。付け合わせのポテトとともに、前菜としてはいい感じです。ただ、ひとり一個だったら多かっただろうな。そしてメインが登場、まずはポテトのソーセージ。マッシュポテトが入ったソーセージとの紹介だったので、太めのソーセージの中にマッシュポテトが挟まっているようなものを想像したらこれがマッシュポテトオンリー。要するに腸詰の詰め物が肉ではなくマッシュポテトなのだ。なのでナイフで切ったり口で噛んだりするとソーセージのパリっとした感があるのだが、中身がポテト。なるほど〜素朴な郷土料理としておいしいが、これも一人で一皿となると厳しいかな・・・もう一つはツェペリナイというジャガイモ団子のようなもの。こちらは中に肉があり、つるっとしたジャガイモの食感とともにおいしくいただける。とはいえこれも一皿で2個あるので、一人一皿は厳しいな・・・リトアニアの素朴な郷土料理は、おいしいが量が多くて半分づつで心もお腹も大満足、ということで(21)。
街歩き再開
少し歩くと、大聖堂広場に到着。ここは13世紀に十字軍の侵略を防ぐために建立されたものとのこと。少し雨が降ってきたこともあり中に入ると、太い柱にそれぞれ大きな聖人の絵が飾られている。少し気が引き締まる感じがします。雨が上がったので外に出ると、大聖堂広場の真ん中あたりにちょっと色の違うところを見つけた。ここは1989年にバルト三国がソ連から独立を求めるためにヴィリニュス〜リガ〜タリンを結ぶ「人間の鎖」を作った時に、ヴィリニュス側の起点となった場所。ここには「奇跡(stebukals)」と書かれており、この上で3回転すると願いが叶うそうです。あと広場に建つのがケディミナス像、なんでもヴィリニュスの街の基礎を気づいた人物だそうで。
ということで、続いてはそのケディミナスが築いたというケディミナス城へ。今残っているのは塔の一部だが、その上まで登ることができる。まずは近くまで、歩いても登れるがせっかくなのでここはケーブルカーで(@2)。あっという間に到着すると、ここからでも街を見下ろす絶景が楽しめる。でもここまできたら塔に登りましょう(@5)。中はちょっとした博物館のようになっていて、城の歴史や人間の鎖の様子などを見ることができる。それにしても人間の鎖の映像が流れているが、30年前とは思えないくらいの白黒でクラシカルな映像。当時、そんなニュースを見た記憶はあるなあ。
狭いらせん階段を上って屋上に到着、ここからは360度街の景色を見ることができる。すぐ近くに見えるネリス川の流れや遠くに見えるテレビ塔も印象的だが、やっぱりこの旧市街の街並みが美しい。よく見ると、たくさんの教会が見えるがどれもそれぞれ個性があるし、キリスト教だけではなくイスラム教のモスクも見える。さまざまな歴史がこの街を作っていることが感じられる。風が強く吹いているのでリトアニアの国旗がはためいているのがいい感じ。
カフェで休憩
塔を降り、このあたりでカフェタイム。大聖堂広場を出て少し来た道を戻るといくつかカフェがあり、なんとなくいい感じのところに入る。テラス席が気持ちいい。ここでカプチーノとクリーム入りのエスプレッソをいただきましょう。のんびりしたひと時、いいですね(3.65)。15時を過ぎたところで、一旦ホテルに戻りますか。かなり気温は上がっているようで、日差しが強いので暑くなってきた。でもやっぱり日陰は涼しいので過ごしやすい。夜明けの門を出てホテルに戻り、部屋に入る。体は熱くなっているのに空調が無いので一瞬びっくりしたが、この辺りで冷房がないのは普通のこと。屋内は日陰だし扇風機はあるので、すぐに体も落ち着いてきました。では夕方まで、しばし休憩。
夜ごはんへ
ちょうど日本人と席の入れ替わりをした感じで、少し奥の席にも日本人の団体がいる。ある程度お年を召した、旅慣れている感じの人が多いようだ。昼がマッシュポテト三昧だったので夜は肉を食べたい、ということで豚と羊のメニューをそれぞれ選ぶ。まずはリトアニアの地ビールと、名産のアップルワインで乾杯だ。その後お肉の一皿が登場。どちらもフライドポテトはたっぷりついているが、野菜のグリルやピクルスなどもありバランスはOK。羊も豚もしっかり食べ応えのある量だし、ちゃんとおいしい。昼と夜でリトアニアの料理をいろいろと満喫したな。
8/4 ヴィリニュスの朝
ホテルの最上階に行くと、エレベーターを降りたところからヴィリニュス旧市街が一望できる。ホテルの名前がパノラマ、まさにその通りの景色だ。天気もいいし気持ちがいいが、ど真ん中にクレーンが。うーん、景色的にはなんとかならないものか。なんともならないな。さあ、今日はこの後バスでカウナスへ移動する。荷物をまとめましょう。






















































