Chapter5 エストニア・タリン

8/7 タリン到着

7時に朝ごはんへ。一番乗りなのでビュフェがきれいに並んでいる。8時半にはホテルを出るので軽くしようと思いながら、結局ハムやチーズや酢漬け魚やサーモンなどと、いろいろと食べてしまいます。ジュースがいまいちと思っていたが、黄色っぽいのが梅のようでおいしい。これがアップルジュース、ラトビアのリンゴは相当酸味が強いのかな。食後にはコーヒーとシナモンロール、北欧らしい組み合わせがおいしい。30分くらいだったがいろいろいただきました。部屋に戻り、8時20分頃にホテルをチェックアウト(241.38)。今日は曇り空。バスターミナルまでは地下道をくぐるとすぐ、便利だな。カウナスに比べると、クラシカルな雰囲気のある建物だ。2番乗り場に行くと、ほどなくバスが到着。

今日はLuxという会社で、こちらは荷物に受付順のシールを貼ってくれる。座席は一番後ろだが、わりとゆったりとしている。個人モニタもあるし、トイレもついているので途中休憩もないかもね。バスは定刻の9時となり、出発だ。さっきまでいたホテル前を通っていく。このあとしばらくは寝ていたが、幹線道路に入るまで1時間ほどかかったかもしれない。バスはタリンに向けて走っていくが、昨日のようにガンガン抜かしたりはしないようで安全運転。これはよかった。


バスは海沿いを走っていく。しばらくすると、エストニアとの国境が近づいてきた。今日は左側の窓際なので、ちょっと標識が見づらいかな・・ラトビアの国旗は見えたが、エストニア側の国旗や看板などは見えませんでした。無事にバルト三国の最後、エストニア共和国に入国。Luxバスはロシアやベラルーシにも便があるが、この2か国とEU間の移動の際はパスポートチェックがちゃんとあるようです。機会があればいずれ。途中駅のParnuというところに着いたが、降りる人がさっと降りただけで特に休憩はなし。やっぱりそうか。再度走り出し、幹線道路に入ったころにバスのサービスであるコーヒータイムとしましょうか。こうした旅も、のんびりといいものです。しばらく走ると、急に大雨となった。雷も鳴っているし、なかなかの豪雨。バスの移動中に、しっかり降ってくれればいいね。大雨エリア抜け、晴れ間が戻ってきたかな。そしてバスは定刻を少し過ぎたころ、13時半過ぎにタリンのバスターミナルに到着。ここは新しいきれいな建物だが、少し郊外にあるのでトラムに乗る。バスターミナルから少し歩いたところにトラムの駅があり、旧市街行の2番線に乗る。運転手さんから直接チケットを買い(@2)、外の景色を見ていると目印のViruホテルを発見。そこを過ぎて最初の駅で降りる。ここがちょうど旧市街の入り口近くなので、石畳の道を少し歩くと今日のホテル、Tallininaに到着。お疲れ様でした。こじんまりとしたかわいい感じのホテルだ(99.45)。

少し休憩していると、どうやら雨が降ってきた様子。空は明るいけどね。しばらくして雨が上がったので、街歩きに出発だ。まずは遅めの昼ごはんへ向かうが、ヴィル門からの通りやラエコヤ広場など、きれいな景色が続いている。ここはヘルシンキから近いこともあり、今までの街の中で一番観光客が多いようだ。特にアジア系の人も多いようで、一日ツアーで来ている人も多いんだろうな。ラエコヤ広場には旧市庁舎があり、北ヨーロッパに残る唯一のゴシック建設の市庁舎。

エストニアの初ごはん

この広場を抜け、少し歩いたところのVanaema Juuresに到着。地下にあるレストランで、この中途半端な時間でもお客さんが入っている。ここで食べたいのはローストポーク、まずはエストニアのダークビールとシードルで乾杯だ。そして出てきたのが黒パン、これがしっとりした食感と自然な甘みが実に美味。ビールともよく合う。バターなしでもしっかり味わえるね。日本ではあまり食べる機会はない黒パンだが、やっぱり本場はうまいなあ。しばらくして、ローストポークが登場。肉厚な豚肉はやわらかく、付け合わせのザワークラフトの甘みとマスタードの酸味がいい感じ。噛むとほぐれるような触感がいいですね。黒いソーセージは豚の血入りだが、あっさりとしてくせがなく食べやすい。いやあ、どれもおいしかったです。ごちそうさまでした(38.6)。

旧市街を散策

外に出ると、青空が雲間から覗いている。では街歩きしましょう。古い街並みや城壁を写真に収めながら歩き、三人兄弟と呼ばれる住宅の集合体に到着。同じようなのがリガにもあったよね。これが厳格な表情ととらえられているようです。そのすぐ先にあるのが聖オレフ教会、こちらは13世紀に建立された高さ124メートルの教会、この塔には展望台があるのだが、どうも現在は全体的に修復中のようで、入れそうにない。なので先へと進む。粉ひき小屋を過ぎ一旦旧市街からはでる。海や港が見え、船が泊っているがあれはヘルシンキ行かな。再度旧市街に入るが、その門の脇にあるのがふとっちょマルガレータと呼ばれる砲門跡、今ではエストニア開運博物館になっている。

このすぐそばにあるのが三人姉妹と呼ばれる住宅の集合体。女性的な雰囲気を持っているからということだが、さっきの三人兄弟よりは優雅な感じがしなくもない。現在三人姉妹はホテルになっているようです。その先にはブラックヘッドの会館がありこれは15世紀のルネサンス形式とのこと。リガにもあったよね。この通りは他にも絵になる建物が多くあり、写真をたくさん撮ってしまいます。

カフェで休憩

ラエコヤ広場の入り口にあるのが聖霊教会。ここは14世紀に建立された、タリン最古の教会。さて、広場に戻ってきたぞ。まだまだにぎやかで、ここでちょっとカフェタイム。広場に面した席で、カフェオレを楽しみましょうか(10.5)。しばらくすると広場の屋台が営業終了で片付けられ、市庁舎がよく見えるようになりました。こうなると意外に広く感じる。ここでクリスマスマーケットも行われるのかな。

街歩き再開

それにしても、いい天気になってきた。もはや快晴といってもいいくらい。今の時間帯なら、展望台からの景色がきれいだと思われるので歩きましょう。まだお腹もいっぱいだしね。カフェを出て、迷路のような通りを歩いていく。聖ニコラス教会を過ぎ、このあたりからは狭い上り坂。その登りきったところにあるのがアレクサンドル・ネフスキー聖堂。ロシア風の屋根がかわいらしい。さらに進み、大聖堂のわき道を抜けるとそこはコフトウッツァ展望台。ここからは、赤い切り妻屋根の建物や教会の尖塔、そしてバルト海までもが一望できる。ちょうど傾きかけた太陽の光が屋根にあたっており、とてもきれいな景色だ。今日は雨予報だったはずなのに、いい感じに天気予報は外れてくれるものです。

ここまで来たならもう少し散策しよう。大聖堂まで戻り、ぐるっと回ってみる。するともう一つの展望台があり、ここからはバルト海が見えるが逆光なのでちょっとまぶしいかな。さらに進むと、再びアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。今度は正面からだし、太陽の光もあたってとても美しい。その前にあるのがトームペア城。13世紀に建てられたとのことだが、このピンク色の建物は18世紀後半にエカテリーナ2世の命により建てられた旧知事官邸。

その横にある庭園に入ると、高い塔が見える。これは「のっぽのヘルマン」と呼ばれる塔で、歴代の支配者の旗が掲げられてきた。ということで、今はエストニア国旗がはためいています。庭園を出て、坂を下りると城壁があり、四角い塔は乙女の塔と呼ばれるネイツィトルン。このあたりから下町に至るエリアがデンマーク王の庭と呼ばれる場所で、細い坂道が山手と下町を結んでいる。その坂道を下りていくと聖ニコラス聖堂前に、そして賑やかな街なかへと戻ってきたぞ。

街のそこかしこに見どころがあるので、散策の楽しい街だ。とはいえ一通り回ったと思われるので、旧市街から出てショッピングセンターへと行こう。Vilu Keskusというショッピングセンターがあり、その地下にスーパーがある。ここでお土産用のチョコやはちみつを仕入れる。できる限りエストニア産のを探そう。表記に英語がないのが多くわかりづらいが、URLの最後がeeだったらエストニアなのでなんとかわかるかな。会社用のお土産も買って、これでちょっと一安心(21.6)。そろそろ9時だが、まだ外は明るい。日没は9時半くらいのようで。昼ごはんが遅かったので、まったくおなかが減っていない。今日はもうこのまま食べなくてもいいかな。部屋に戻り、のんびり過ごしましょう。


8/8 ストックホルムへ

今日はちょっと曇り空。このあと晴れてくるのかな。8時すぎに朝ごはんへ行くと、妙ににぎやかだ。といってもしゃべっているのは3人くらいだが・・ここはペンションくらいの規模なので朝ごはんの種類もそんなに多くはないが、それでもハムやチーズ、酢漬けの魚や野菜など、一通りのものはそろっている。でもやっぱりジュースはいまいちかな。温かい料理はベーコンやソーセージ、キッシュなどこれも基本的なのが揃っている。デザートにヨーグルトをもらったら、瓶入りで中にルバーブのコンポートが入っていて妙に甘かった・・苦いコーヒーですっきり。ごちそうさまでした。食後は2階のテラスで少しのんびりしよう。さわやかで涼しい朝の空気が気持ちいい。でもやっぱり少し曇り空、展望台は昨日のうちに行っておいてよかったな。部屋に戻り、荷造りをする。今日は飛行機に乗るのでしっかり目にね。

11時前にホテルをチェックアウト、荷物を預かってもらいましょう。では街歩き、といっても昨日歩いているので、ラコエヤ広場のカフェにでも行きましょう。かなり多くの観光客でにぎわっているが、ヘルシンキから日帰りの人が続々と到着する時間帯なんだろうな。ラコエヤ広場に到着し、ちょっと周りをうろうろしてからカフェに入る。広場の様子を見ながら、カプチーノをのんびりといただきましょう。隣に来た色白の赤ちゃんもかわいいし、こんな時間を過ごすのもいいね(10)。そろそろ13時。ちょっとまだ早いが、天気がちょっと怪しい感じなので行きますか(10)。戻りついでに水だけゲットし(0.59)、ホテルに到着。この時間まで、なんとなく晴れてはいるが雲が多く、このあと雨が降りそうだ。

荷物を受け取り、ヴィル門近くのトラム駅へ。普通トラムというと簡単にでもホームのような場所があるのだが、ここは道の真ん中にトラムが走っているものの、道沿いのバス停のようなところしか待つ場所がない。ということで、トラムが道の真ん中に止まるので乗り降りする人は車道を渡っていくのだ。信号のタイミングによっては車が走ってくるので気を付けないと。

ほどなく空港行のトラムが到着、車の来ないタイミングだったので無事に乗り込むことができました。港までは20分ほど(@2)、途中昨日乗ったバスターミナル近くの駅がある。どうやら雨が降ってきたようだ。そんなに強くはないが、雨が降らないうちに動けて良かったな。とはいえまだ14時、チェックインの時間を見るとまだ2時間半ほどある。ということで空港のレストランでお昼にしようと思ったら、外はとんでもない大雨。これは傘をさしてもびしょぬれになるくらいの雨で、今頃旧市街はどうなっているのだろう。早めに動けて良かった・・この後30分は豪雨が続いたので、街に居たらしばらく動けなかったかもしれないな。天気に関してはなぜか運がいいです。

ランチはトマトのスープとセサミチキン。スープはジャガイモと青魚が入っていておいしいセサミチキンはやわらかい鶏肉のカツで、ゴマが香ばしい。け合わせのライスが大量だが、スープに少し浸して食べるとちょうどいい。2人でちょうどいいランチとなりました(13.1)。あとはチェックインまでのんびりしますか。途中、久しぶりのフレッシュオレンジジュースを飲みながら、ストックホルムやヘルシンキの研究だ(3.9)。こういう場所があってよかったな。

16時半を過ぎ、そろそろチェックインの時間。カウンターの周りに人が集まり始めたので並びましょう。手続きが始まると、あっという間に長い列ができました。席は予約済みなので手続きもスムーズ、出発ロビーへ行きましょう。セキュリティチェックに免税店を過ぎると、そこは出発ゲート。ここタリン空港はそのデザインの奇抜さが知られているようだが、確かにいきなりレクサスがあったりするし、ゲート前の待合場所がそのままパブになったりしている。ゲートそのものも、単なるドアではなく電車のデザインになっていたり、なんと卓球台があったりもする。なかなか面白い空港だね。まだ時間はあるのでビールでもいただきますか。本当はシーフードの炒め物を一緒に頂きたかったがちょっと順番待ちで時間がかかるとのことで、ピザとともにいただきましょう。飛行機を見ながらのひと時、いいですね(11.8)。

フライトは18:45だが18時過ぎに案内を見ると、いつのまにかゲートが4から8に変わっている。そして次の案内は18:55との表示が。あら、ということは確実に遅れるではないか。ストックホルムに到着後、できれば今日のうちにスタジアムに行きたいのだが・・仕方がないのでゲート8の前で待つ。そして特にアナウンスもないままフライト予定の18:45を過ぎ、案内予定の18:55を過ぎたと思ったらこの案内予定が19:40に変わりました。おーい。ということで、おそらく今日のスタジアム行きも難しいかな。こちらとしては待つしかないが、いつの間にかその表記が19:45に変わり、そして20:00に変わった。さすがに周りもちょっとざわつき始め、カウンターの係の人に聞きに行く人も出てくる。でも特に情報は無いようで、何も起きないままその表記が20:25に変わった。いつまで遅れるんだ・・・万が一今日のフライトがなくなった時のことも考えないとと思いつつ、その20:25を過ぎた。すろと、何人かのスタッフがゲートに集まってきた。その人たちがゲートを入っていくと、ようやく表記が「搭乗開始が20:55」となりました。これでやっと出られるのかな。そして20:55を過ぎたころ、表記がBoadingに変わり、ゲートを通って歩いて飛行機へ。ようやく搭乗となった。よかった。席に着き、ほっと一息。無事に離陸すると、眼下に広がるエストニアの大地、いろいろと面白かったです。機内サービスが始まったがどうやら基本有料のようだ。いつもなら特に何も頼まないが、今日はもうこの時間なのでおそらく晩ごはんには行けない。なので手持ちのナッツを食べるため、水だけいただきましょうか(2.5)。フライト時間も短いしね、と思ったら隣の列のおじさんはウォッカの小瓶を3本買っているし、その向こうのおじさんは赤ワインの小さいボトルを2本買ってるし、どっちもしっかり飲んでるし、どんだけ飲むんだよ。

ちょうど日没になるころ、ストックホルム・アーランダ国際空港に到着だ。遅れたが、まあ無事につけてよかったな。荷物は珍しくすぐに出てきて、到着ロビーへ。21年ぶりに、スウェーデンの人となりました。今回の旅で、ここだけはユーロではなくクローネなので1000Kをキャッシング。ここから街まではいろいろな方法があるが、バスは時間かかるし特急列車は結構高いし、二人分ならいっそタクシーの方がお得。街までは535Kの固定のようだが、Uberだと489Kで行けそうだ。ところが最初に配車したタクシーがなぜかうまく落ち合うことができず、結局キャンセルとなってしまいました。なんで?もう一回チャレンジすると、今度はちゃんと表示されている通りに落ち合えました。うーん、分かりやすい場所だと思うのだがなんでだろうね。まあいい。


空港をでて、ハイウェイを快調に走る。バルトの国々の首都と比べると、ストックホルムは随分と大都会。高層ビルがたくさん建ち、道がうねるように走っている。ちょうど30分で今日のホテル・テルミナスに到着。いやいや、今日はやたらと待ち時間の多い日でした。結果としては雨にも合わず、無事にストックホルムに到着できたからよかったけどね。バルトを離れ北欧に入り、旅は後半戦。明日からも楽しみましょう。